採択課題
ホログラム光刺激による神経回路再編の人為的創出
- 代表機関
- 神戸大学
- 研究代表者
- 医学研究科 教授・和氣弘明
- 研究分担者
- システム情報学研究科 教授・的場修
概要
医学研究科システム生理学分野 和氣弘明教授、システム情報学研究科 的場修教授らのグループが、科学技術振興機構 (JST) 平成29年度「光の特性を活用した生命機能の時空間制御技術の開発と応用」の研究課題に採択されました。
本研究領域は、光操作技術の開発および応用による生命機能の高度理解と制御を目的として昨年度に発足しました。光操作技術の開発を推進することで、生体に対する侵襲性および操作と観察範囲の局所性といった課題を克服し、これらの技術開発をもとに複雑な生体システムの理解と制御を目指します。
今回和氣弘明教授らのグループが共同研究者である的場修教授、分子科学研究所 平等拓範准教授、生理学研究所 鍋倉淳一教授とともに数年かけて進めてきた、高精度時空間分解能を持つ光刺激を可能にするホログラフィック刺激がその内容と実績が認められ採択に至りました。本研究では、ホログラフィック刺激を用いて、高次脳機能の操作に挑むとともに神経回路再編の人為的創出を目指します。