2019年度(第14回)の「漢検漢字文化研究奨励賞」で、人文学研究科の石山裕慈准教授が優秀賞を受賞しました。 

同賞は、公益財団法人日本漢字能力検定協会が主催するもので、若い世代の研究者による漢字研究、または広く漢字に関わる日本語研究を対象として、毎年懸賞論文形式で募集が行われています。受賞論文は「日本漢字音における「一字複数音」の歴史」で、漢字一字に対して複数種類の音読みが対応している状況(行…コウ/ギョウなど)が、どのような歴史をたどってきて、背後にどのような事柄があったのかという問題に積極的に取り組んだ点が評価されました。

新型コロナウィルス感染症の影響により授賞式の時期は未定ですが、夏頃に京都市で行われる予定です。

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神戸大学大学院人文学研究科・文学部

(人文学研究科)