工学研究科の槻橋修准教授と学生ら
気仙沼市の復興支援の取り組みにおいて、2021年日本建築学会賞(業績)復旧復興特別賞を受賞

工学研究科の槻橋修准教授と同研究科建築学専攻の学生が参加した「気仙沼市唐桑町大沢地区における復興の取り組み」が2021年度日本建築学会賞(業績)の復旧復興特別賞を受賞しました。神戸大学、横浜市立大学、東北芸工大、武庫川女子大学有志、宮城大学の教員と学生で構成する「気仙沼みらい計画大沢チーム」が地元住民と10年間にわたって取り組んだもので、住民組織との共同受賞です。高台への集団移転計画に関して、住民の合意形成や行政との調整に、専門家としてかかわり、住民との人間関係を構築して長期のまちづくりを進めてきました。

槻橋准教授と延べ30人以上の神戸大学生は、被災前の街並みを復元する大型模型の製作や復興状況の定点写真などを通じた「地域の記憶の保存」や住宅地の計画づくり、復興住宅の設計支援に取り組みました。

 

気仙沼市唐桑町大沢地区における復興の取り組み (PDF)
気仙沼みらい計画大沢チーム 大沢地区防災集団移転促進事業期成同盟会(現:大沢まちづくり協議会)

関連リンク

2021年日本建築学会賞(業績) (一般社団法人日本建築学会HP) (ページ内の、復旧復興特別賞「気仙沼市唐桑町大沢地区における復興の取り組み」の箇所)

槻橋修准教授が気仙沼市復興祈念公園アイデアコンペで優秀賞を受賞しました (2018年03月30日)

 

(工学研究科・総務部広報課)