2023年11月27日(月) 第8回神戸大学SDGsフォーラム「金剛組×三井住友海上×神戸大学~ 歴史を紡ぐ持続可能な経営を考える ~」を開催しました。

今回のフォーラムでは、西暦578年(敏達天皇7年)創業の金剛組会長をお迎えして持続可能な会社経営について考えました。激動する歴史の中でどのようにして社会における役割を獲得してきたのかにスポットを当てました。

 

後日、公式YouTube(神戸大学公式チャンネル[Kobe University])でアーカイブ配信予定ですので、見逃した方はぜひそちらをご覧ください。

フォーラムはオンライン形式(Zoom)で、以下のプログラムに沿って行われました。

刀根 健一 氏(株式会社金剛組会長)
「1400年間受け継がれてきたもの」
1400年以上にわたり事業を継続してきた長寿の要因と、明治以降の数度にわたる大きな危機をいかに乗り越えてきたのかについて、詳しくお話いただきました。

梶原 武久 氏(神戸大学経営学研究科教授/ファミリービジネス研究教育センター長)
「ファミリービジネスとSDGs」
ファミリー企業の形態やその特質、さらにはSDGsに積極的に貢献するという行動原理をわかりやすく解説した上で、「金剛組の存在そのものがSDGsである」として、新・金剛組が持続可能であるための課題と事業経営のあり方への示唆をいただきました。

パネルディスカッション・参加者との意見交換
登壇者 刀根 健一 氏(株式会社金剛組会長)
齋藤 英樹 氏(三井住友海上火災保険株式会社営業推進部経営サポートチーム長/三井住友海上経営サポートセンター長)
安藤 豊 氏(三井住友海上火災保険株式会社営業推進部経営サポートチーム経営リスクアドバイザー)
梶原 武久 氏(神戸大学経営学研究科教授/ファミリービジネス研究教育センター長(神戸大学OB))
ファシリテーター 喜多 隆(神戸大学SDGs推進室長・副学長)
持続可能な会社経営についてのお話をはじめ、文化や技術の継承・社会課題解決に向けての取組等様々な議論が取り交わされました。

今後もSDGs推進室では、このようなフォーラムを定期的に開催していく予定です。

関連リンク

SDGs推進室HP

(SDGs推進室)