2023年3月30日、神戸大学大学教育推進機構主催「国際共修を考える」シリーズ:イントロダクション 「学生と教職員が一緒に学ぶ国際/多文化間共修 ー実践を通して見えるものー」をオンラインで開催しました。
本学は『国際共修ネットワークによる大学教育の内なる国際化の加速と世界展開』(東北大学幹事校)へ令和3(2021)年度より参加しています。令和4(2022)年度、大学教育推進機構内に新たに設置された異分野共創型教育開発センターの重点課題として「国際共修事業」を設定し、本学内における国際/多文化間共修の教育機会の開発を行っています。今後、全学における国際/多文化間共修の正課・正課外でのさらなる拡充を見据え、国際/多文化間共修への理解を深めるために、本学教職員向けに学内FD・SDの一環で当企画を開催しました。
当日は、黒田千晴グローバル教育センター准教授による司会で開会しました。村山かなえ異分野共創型教育開発センター特命講師が話し手となり、前任校での国際/多文化間共修における正課科目での教育実践で得られた知見について、実践例を交えて紹介されました。大山牧子大学教育研究センター准教授、鶴田宏樹異分野共創型教育開発センタープログラムコーディネート部門長が聞き手となり、それぞれの専門領域における教育実践を交えながら、国際/多文化間共修がもたらす視点や理念、教職員が大切にすべき観点などが言及されました。最後に、寺内直子異分野共創型教育開発センター副センター長による講評により閉会しました。
登壇者と参加者が双方向で意見交換を行うなど、参加者の日頃の教育活動を振り返る機会となるよう、当企画は対談形式で開催されました。17名の参加者からは、国際/多文化間共修や国際教育のみならず、大学教育において教えることとは何かを考えられた機会となった、といった貴重な感想が寄せられました。
今後、「国際共修を考える」シリーズを開催するとともに、学内教職員が国際/多文化間共修教育を多様な視点でとらえ、各自の考えを深めて、教学へとつなげられる企画を実施してまいります。
当日のZoom動画については下記よりご視聴可能です。
Garoonにログインの上、「国際共修URLリスト」のエクセルを開き、一覧のリンクよりご確認ください。
https://kuicplus.ofc.kobe-u.ac.jp/grn/cabinet/index.csp?hid=211577
(学務部学際教育課)