文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」に、神戸大学の「バイオものづくりの卓越した基礎研究と社会実装の両輪で世界をリードするイノベーションを継続的に創出する地域中核のグローバル・イノベーション・キャンパス」の提案が採択されました。

地域中核・特色ある研究大学強化促進事業は、我が国の科学技術力の飛躍的向上と地域の社会経済を活性化し、課題解決に貢献する研究大学群形成を目的にしています。

神戸大学は、本学の強みを結集したデジタルバイオ・ライフサイエンスリサーチパーク(DBLR)のバイオものづくり共創研究拠点を中心に、連携大学の広島大学、参画機関の大阪大学、理化学研究所、イリノイ大学、テキサス大学、マンチェスター大学、ツールーズ大学、シンガポール国立大学と連携して本事業を進めます。

本事業では、1.世界に伍するバイオものづくり共創研究拠点の形成、2.研究環境のDX・自動化の全学展開、3.グローバル・イノベーション創出機能の強化、4.地域産業のグローバル展開、の4つの取組を中心に進めます。世界的な研究機関と連携しながらバイオものづくりの世界的な研究拠点を形成しつつ、それらの成果からグローバル・スタートアップを輩出します。また、神戸市と密に連携してポートアイランドを中心にバイオものづくり研究拠点群、スタートアップ拠点群、企業群からなるグローバル・バイオクラスターを形成します。これらの成果をDBLRに展開し、さらに神戸大学全体をグローバル・イノベーション・キャンパスへと変革することを目指します。

関連リンク

文部科学省「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」の採択及び『バイオものづくり共創拠点』の整備について

(研究推進部研究推進課)