株式会社AdvanSentinel(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長 西田都、以下「AdvanSentinel」)および神戸大学大学院人間発達環境学研究科・源利文教授らは、カチオン性物質と分散ガラス繊維を用いる環境DNA(eDNA)濃縮技術QuickConc®を吸引ろ過に適用した「QuickConc® Vacuum」を開発し、その有効性を評価しました。従来のQuickConc®は迅速かつ現場で濃縮できる一方、手作業でガラス繊維を回収するため処理できる水量に制約がありました。QuickConc® Vacuumは、この核酸濃縮原理を吸引ろ過と組み合わせることでリットルスケールの試料処理を可能にした手法です。水族館の水槽水と海水を用いて既存のガラス繊維フィルター法およびSterivex法と比較した結果、大容量試料でも高いeDNA回収量を維持し、2Lの海水ではより多くの魚種を検出しました。
本成果は、2026年8月27日に学術誌『MethodsX』でオンライン公開されました。

論文情報
タイトル
DOI
10.1016/j.mex.2026.104126
著者名
Tomohiro Kuroita, Qianqian Wu, Ryo Iwamoto, Toshifumi Minamoto
掲載誌
MethodsX
報道問い合わせ先
神戸大学企画部広報課
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