グローバル教育センターでは、4月より同センターに新設された海外派遣教育部門が中心となり、定期的に「海外留学フェア」を開催しています。昼休みに場所を問わずに参加できるオンラインを主としつつ、3月末より新型コロナウィルス感染に係る本学の活動制限指針がレベル1となったことから、教室などでの対面による参加も可能とすることで選択肢を広げました。

前期においては、以下のとおり5回のフェアを実施しました。

第1回 「神戸GCPフェア」(4月12・13日)
第2回 「海外留学オンライン説明会」(4月28日)  
第3回 「海外留学のための奨学金オンライン説明会」(5月19日)  
第4回 「エリア別留学セミナー ~フランス~」(6月23日)  
第5回 「留学準備セミナー ~留学体験談を聞く:フィンランド~」(6月29日)

 

第1回 「神戸GCPフェア」では、神戸グローバルチャレンジプログラム(神戸GCP)について、プログラム全体の説明と昨年度に神戸GCPに参加した学生による活動報告が行われました。両日にわたり、グローバルな活動に興味がある学部新入生ら233名が参加し、会場となった鶴甲第1キャンパスの大教室は、若きチャレンジャーたちの熱気に包まれました。

第2回「海外留学オンライン説明会」では、留学に関する基本情報や事前に準備すべきこと、全学協定交換留学プログラムなど本学の海外留学プログラムについて紹介し、新入生を中心に279名の学生が参加しました。

第3回「海外留学のための奨学金オンライン説明会」には176名の学生が参加し、海外留学を考える学生にとって最大の関心事の一つである奨学金について、その種別・対象(学部・大学院)や情報の入手方法など詳しく説明を行いました。

第4回「エリア別留学セミナー~フランス~」は、在京都フランス総領事や、フランス大使館及び同国政府留学局のスタッフをゲストに迎えて開催し、オンラインと対面を合わせた計49名の学生が参加しました。フランス政府関係者から最新のフランス留学に関する説明を直接に受け、質疑応答も行われるなど、本学からのフランス留学を促進する好機となりました。

第5回「留学準備セミナー ~留学体験談を聞く:フィンランド~」では、ヘルシンキ大学(部局間協定校)への本学派遣生から、交換留学先を選んだ経緯や奨学金の申請など留学準備に関することを中心に留学体験談を聞く場を設け、36名の学生が参加しました。交換留学に向けたプロセスを具体的にイメージできる内容であり、たいへん好評でした。

前期5回の参加人数は、延べ773名で、オンライン実施による利便性の向上と、新型コロナウィルス感染対策が定まりつつあり、海外留学の見通しが立つようになってきたこともあって、昨年度から増加に転じたのは、たいへん喜ばしいことです。

なお、これらの留学フェアの他にも以下の海外留学への興味を喚起するような特別講義を行ないました。

■7月28日(木)「The Nordics: Why Japan is investing into the global centre of SDGs, digitisation and Unicorns」
講師: Oliver Hall氏(Copehhagen Capacity 日本事業部長)
参加学生数: 21名

■7月29日(金)「ルーマニアとはどのような国か」
講師: 角 悠介氏(バベシュボヨイ大学日本文化センター所長)
参加学生数: 7名

後期の海外留学フェアについては詳細が決まり次第、ホームページにてお知らせいたしますので、多数の皆様のご参加をお待ちしています。

(グローバル教育センター)