9月1日、神戸ポートピアホテルにて、神戸大学国際連携推進機構は、駐神戸大韓民国総領事館と共同主催で、シンポジウムを開催しました。

梁起豪 駐神戸大韓民国総領事及び中村保 神戸大学理事・国際連携推進機構長の挨拶で始まり、木村幹 神戸大学大学院国際協力研究科教授の司会により、「多文化共生と韓日関係」をテーマとした基調講演及びパネルディスカッションが行われました。

まず、セッション1の基調講演では、金暎根 高麗大学グローバル日本研究院教授による、「東アジアにおける多文化共生と和解学を模索する:災難・安全アジェンダの日韓協力を中心に」について講演が行われ、飛田雄一 神戸学生青年センター理事長及び李仁子 東北大学大学院教育学研究科教育学部准教授による評論がありました。続いて、ロニーアレキサンダー 神戸大学名誉教授による、「もう一つの「外国人」から見た韓日」について講演が行われ、呉永鎬 鳥取大学地域学部地域学科准教授及び辛島理人 神戸大学大学院国際文化学研究科准教授による評論がありました。セッション2では、登壇者、評論者全員によるパネルディスカッションが行われ、日韓両国が直面した共通の課題に対して、両国の研究者が互いにアイディアを持ち寄り、活発な意見交換を行いました。

 

本シンポジウムは、対面及びオンラインを併用したハイブリッド形式で開催され、約120名の方に対面又はオンラインで参加いただき、研究者や参加者との有意義な機会を持つことができました。より良い社会を共に目指すきっかけとなることが期待されます。

 

(国際部国際企画課)