2022年11月15日、2022年度神戸大学ダイバーシティフォーラム「ジェンダー・性・セクシュアリティが尊重される社会をえがく -私たちの課題と展望」をオンラインで開催しました。

本学では、今秋から本格的にSOGIESCの尊重をめざし、「神戸大学における多様性な性・ジェンダーに関する基本方針とガイドライン」を策定し、大学として取組を開始するところでございます。このガイドラインの策定に伴い、ジェンダー・性・セクシャリティに関する現状を認識するとともに、課題や今後の展望を描くための礎となることを目指して、このフォーラムを企画しました。 

本フォ-ラムでは、まず、アレキサンダー ロニー名誉教授から、基調講演としてすべてのジェンダーが活躍できる社会に向けて、今、現時点で私たちはどのような地点にいるのか、どのような社会をめざしていくのかなどの学術的視点からの講演が行われました。

次に、株式会社 JobRainbow 代表取締役CEO・星 賢人様から、会社を設立された際の問題意識、背景、設立当初から現段階における社会の受け止め方の変化、また主として若者にとってどういった反応があり、利益を追求する企業が今現在どういう意識をもってこの取組に参加しているのかなどについてご講演いただき、引き続いて、藤澤 正人学長が、本フォーラムに対するメッセージを述べました。

フォーラム後半では、学生の声として本学の久保 明日香さん(国際文化学研究科)、佐藤 ちひろさん(法学部)のお二人からそれぞれのお考えをご紹介いただきました。この後、参加者から講師への質疑応答、および講演者間の質疑応答が行われ、最後に、奥村 弘理事から閉会の挨拶があり、本フォーラムを終了しました。 

当日は、パネラーを含めて96名の方にご視聴いただきました。ご参加いただいた皆様にお礼申し上げます。

本フォーラム当日資料の掲載はございませんが、参加者の方からいただいたアンケートの結果をジェンダー平等推進部門ホームページに掲載しておりますのでご覧いただければ幸いです。

 

 

(ICHCセンタージェンダー平等推進部門)