11月30日、12月1日に第13回神戸大学ブリュッセル拠点フォーラム“ Conquering Cancer: A Key Role for EU-Japan Research”をブリュッセルで開催しました。本フォーラムはブリュッセル自由大学(蘭語系)(以下VUB) Oncology Research Centreとの共催で、ブリュッセル自由大学(仏語系)(以下ULB)とケント大学(英国)の協力を得て開催されました。

11月30日はULBの癌治療に特化した病院・研究所であるJules Bordet Instituteを訪問しました。ULB、VUB、ケント大学、本学から10名の研究者が参加し、前半は、Jules Bordet InstituteのJulie Gaye研究管理部副部長より「CTSU事業について」、Christos Sotiriou がん研究所所長により「Jules Bordet Instituteにおける主要ながん研究活動について」のプレゼンテーションが行われました。後半はがん研究所の施設・設備見学が行われ、活発な意見交換が行われました。

翌12月1日の午前はVUBのヘルスキャンパスにて癌をテーマとした講演会が行われVUB、ULB、ケント大学、本学からそれぞれ4名の登壇者が自身の研究に関する発表を行いました。この講演会にはVUBの学生など約60名が参加しました。

 

 

同日午後は、VUBの研究施設見学とワークショップが行われ、参加者による活発な意見交換が行われました。登壇者間の共同研究プロジェクトへの進展や更なる組織間交流の発展が期待されます。

 

 

本学は2010年に神戸大学ブリュッセル拠点を設置して以来、欧州における教育研究拠点として、本フォーラムをはじめとする様々な学術イベントの開催を通し、欧州各大学との交流促進を行ってまいりました。今後も国際連携推進機構の主導により、日欧の教育・研究両面での協力強化を推進していきます。

(企画部国際連携課)