2023年12月17日、東京都の昭和女子大学で、「第14回全国大学ビブリオバトル~首都決戦~(全国大学ビブリオバトル2023 本戦)」が開かれ、農学部3年の佐久間諒さんが紹介した、下村敦史『同姓同名』(幻冬舎)がグランドチャンプ本を獲得し優勝しました。

(写真:「全国大学ビブリオバトル予選会」の様子)

佐久間さんは、10月19日に神戸大学附属図書館学生チームULiCSが開催した「全国大学ビブリオバトル予選会」(関西Bブロック地区予選)でチャンプ本を獲得し、その後、11月5日に大阪工業大学(梅田キャンパス)で行われたブロック決戦を突破し、本戦に進みました。

佐久間さんのコメント:
ビブリオバトルとは5分間で本をプレゼンする競技です。
この競技では本をよく読み、細部まで内容を理解する読解力と5分でその魅力を伝えるプレゼン力が必要だと思っています。
まだまだ知られていない競技ですが、もっと普及していくことを願っています。
新たな本と出会い、またその先に新たな人と出会うことのできるこのビブリオバトルという競技はとても素晴らしいものです。

神戸大学附属図書館学生チームULiCSのコメント:
首都決戦ご優勝、誠におめでとうございます。ブロック予選会では、事件の解決を急ぐ登場人物たちの緊迫感や読み手の焦燥感、スリリングな楽しさを体全体で一心に表現されていたのがとても印象的でした。今回の栄冠を糧に、その類まれなる求心力を活かした更なるご活躍を祈念申し上げます。

(附属図書館)