2020年1月28日付で、独立行政法人日本学術振興会(JSPS)より、「第10回(令和元年度)日本学術振興会育志賞」の受賞者が発表され、本学大学院国際文化学研究科外国語教育論講座外国語教育コンテンツ論コース所属の張晶鑫(ちょう・しょうきん)氏の受賞が決定しました。

今回は、大学及び学術団体2,467件に対し候補者の推薦を依頼し、175名の候補者推薦があり、学術システム研究センターにおける予備選考および本審査を経て、最終的に18名の受賞者が決まりました。

張晶鑫氏は、国際文化学研究科石川慎一郎教授の指導のもと、コーパス言語学の手法を用いた日本語オノマトペの研究を行っており、見事、上記18名の一人に選ばれました。言語学・言語教育学系での授賞は張晶鑫氏のみで、本研究科ならびに本学にとっても名誉なことです。

授賞式は、3月4日に日本学士院(東京都台東区)で行われる予定です。

 

【日本学術振興会育志賞について(学術振興会ウェブサイトより転載)】

日本学術振興会育志賞は、上皇陛下の天皇御即位20年に当たり、社会的に厳しい経済環境の中で、勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援・奨励するための事業の資として、平成21年に上皇陛下から御下賜金を賜り、このような陛下のお気持ちを受けて、将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士後期課程学生を顕彰することで、その勉学及び研究意欲を高め、若手研究者の養成を図ることを目的に平成22年度に創設したものです。対象者は、人文学、社会科学及び自然科学の全分野において、大学院における学業成績が優秀であり、豊かな人間性を備え、意欲的かつ主体的に勉学及び研究活動に取り組んでいる大学院博士後期課程学生としています。

 

 

【本件問い合わせ先】

神戸大学大学院国際文化学研究科:Tel 078-881-1212

 

(国際文化学研究科)