9月25~28日に中部国際空港に隣接する愛知県国際展示場(Aichi Ski Expo)で開かれた「ツーリズムEXPOジャパン2025」に神戸大学が出展しました。ツーリズムEXPOジャパンは、観光・旅行に関する日本最大の総合イベントとして2014年に誕生したもので、愛知県で初めて開催された今年は約13万人の業界関係者や一般市民が来場しました。

神戸大学ブース 

一昨年に続いて、ツーリズムEXPOのアカデミーコーナーに出展した神戸大学のブースには、観光関連産業で活躍する本学卒業生をはじめ、企業関係者、政府・自治体職員、地方議員、外国政府観光局・DMO職員、ジャーナリスト、大学教員・大学生・高校生など数多くが訪れ、会場では、国際文化学研究科の教員と国際人間科学部の学生が来場者に対して、観光に関するこれまでの試み※1や、リカレント教育※2をはじめとするこれからの取り組みについての紹介を行いました。

また、これまで人材育成や商品造成などを通じて協力関係にある、国連世界観光機関(UN Tourism)、日本観光振興協会、日本旅行業協会、南丹市美山観光まちづくり協会、姫路観光コンベンションビューロー、JTB、阪急交通社、日本旅行、関西テレビなどの方々と意見交換や打ち合わせを行いました。ツーリズムEXPOジャパンにあわせて受賞者が発表された「ジャパン・ツーリズム・アワード」では、昨年に続いて「学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード」部門に協力し、今年は国際人間科学部グローバル文化学科の安野光咲さんが審査員を務めました。

全国各地から12万人以上が来場した「ツーリズムEXPO」への参加は、愛知・中部北陸における神戸大学のPRと卒業生へのアプローチ、社会実装を通じた異分野共創教育、国際機関との連携による観光学の整備、これらにとって大変有意義なものでした。来年は9月下旬に東京で「ツーリズムEXPOジャパン2026」が開催される予定です。

来場者に神戸大学の活動を説明する教員
ブース運営に参加した学生

 

参考

※1  神戸大学観光未来サロン in 東京

※2  リカレント教育プログラム2025「観光地域づくりのための次世代人材育成」

 

 

(国際文化学研究科)