11月21日、神戸大学六甲台本館中庭に新たに整備された「凌霜ガーデン」の竣工披露式を開催しました。

緑豊かなキャンパスに、学生が自由に集い、学び、語り合える場をつくりたい———。
その思いを形にした、凌霜会100周年事業による「凌霜ガーデン」がこのたび完成し、学生生活に新たな彩りを添えるオープンスペースとして誕生しました。

竣工披露式では、主催者である金京拓司・社会科学系長 兼 大学院経済学研究科長の挨拶に続き、来賓として凌霜会理事長の小堀秀毅氏、神戸大学六甲台後援会理事長の稲垣滋氏から温かい祝辞をいただきました。続いて,神戸大学ベルカン(六甲台学生評議会/法・経済・経営学部ゼミ幹事会)代表の阿座上凌太朗さんから謝辞が述べられた後、銘板除幕と記念撮影が行われ、関係者の皆様とともに完成を祝いました。

新型コロナウイルス感染症の影響で学生生活が制約を受けた数年間を経て、「もう一度キャンパスに人が集い、自然の中で交流できる空間を」との願いのもと整備が進められたこの六甲台本館の中庭。その実現には、凌霜会ならびに神戸大学六甲台後援会からの多大なご支援が寄せられました。

「凌霜ガーデン」が学生の日常に寄り添い、愛着をもって親しまれる交流と学びの空間として、これから多くの出会いと活気を生み出していくことが期待されます。

※凌霜会

神戸高商以来の伝統を受け継ぐ同窓会で、神戸大学社会科学系部局の在学生、卒業・修了生を結ぶ組織です。名称の「凌霜」は、初代校長・水島銕也先生の教え「凌霜雪而香(人生の試練に耐えて、香り高く、美しかれ)」に由来します。

※神戸大学六甲台後援会

神戸大学社会科学系部局に対し、学術交流や成果公開、教育充実、学術基盤整備を支援しています。

       (法学研究科、経済学研究科、経営学研究科、国際協力研究科)