2025年12月17日から19日の3日間、東京ビッグサイトで開催された半導体国際展示会「SEMICON Japan 2025」において、神戸大学と広島大学で共同ブースを出展しました。

本展示会は、半導体製造装置や材料、先端アプリケーションなど、エレクトロニクス製造のサプライチェーン全体を網羅する国際的なプラットフォームです。今回の共同出展は、文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として実施され、両大学の連携体制を広く内外に発信しました。

展示の大きな柱となったのは、広島大学半導体産業技術研究所との環境負荷を低減する「資源循環型」半導体製造技術の共同開発です。本学が世界的にリードする高度な「膜工学技術」を工場廃液から純水や有機溶媒を効率的に回収・再利用する技術開発の取り組み等を紹介しました。
また、最先端の技術開発と並行して、両大学が今秋から始動させた半導体人材育成事業についての具体的な取り組みも紹介しました。

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SEMICON Japan 2025

SEMICON Japan 2025での展示ブースの様子。
産業界、アカデミアの両分野から多くの来訪者が訪れました。

(研究推進部DBLR推進室)