3月2日、神戸大学とワシントン大学(アメリカ)は、教育・研究・イノベーション分野における国際連携を一層推進することを目的として、協定締結式および国際研究ワークショップを開催しました。

協定は既存の大学間学術交流協定に基づき、大学間の協力関係を強化するものです。本行事では、大学間学生交流細則、ならびに学術・社会共創機構(産官学連携本部)と、ワシントン大学のCoMotionとの間における産学連携交流に関する細則を締結する調印式を執り行いました。

調印式に先立ち、ワシントン大学より、 Ahmad M. Ezzeddine 国際担当副学長、Gayle Christensen国際担当副学長補佐、Anson Fatlandイノベーション戦略・ベンチャー担当副学長補佐、Ashlee Esteban-Akimoto CoMotion Labs代表が、本学の藤澤正人学長を訪問しました。会談では、両大学間の今後の幅広い分野における連携について協議が行われました。

Ahmad M. Ezzeddineワシントン大学国際担当副学長(左)と藤澤学長(右)

調印式には、藤澤正人学長ならびにワシントン大学のEzzeddine国際担当副学長らが出席し、今後の学生交流、技術移転、産学官連携のさらなる発展に向けて連携を深めていくことを確認しました。また、神戸市から瀬合達也経済観光局局長(新産業・国際戦略担当)および神戸商工会議所から高田厚副会頭も出席し、今後は神戸医療産業都市推進機構をはじめとする神戸市および在神戸企業との国際的な産官学連携活動の展開への期待が述べられました。

左から、河端理事・副学長、Anson Fatlandワシントン大学イノベーション戦略・ベンチャー担当副学長補佐、Ahmad M. Ezzeddineワシントン大学国際担当副学長、藤澤学長
調印式出席者

国際研究ワークショップは、医学研究科メドテックイノベーションセンター(MIC) で開催しました。本ワークショップは、本学が推進する「Kobe University Engineering Biology Project(KUEB) 」の重点研究領域を軸に構成され、次世代医療科学および合成生物学分野における最先端研究が紹介されました。KUEBは、神戸大学が採択されている地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)の支援を受けて実施されている大型研究プロジェクトであり、持続可能なバイオものづくりの実現を目指しています。

研究セッションでは、トランスレーショナル・バイオエンジニアリング、グローバルヘルス、合成生物学などのテーマのもと、両大学の研究者が講演を行い、活発な質疑応答が行われました。AIを活用した医療応用研究、血管再生技術、酵母の遺伝子発現制御、ゲノムデータベース解析など、多岐にわたる先端的研究成果が共有されました。

ラボツアーの様子
国際研究ワークショップ集合写真

本行事を通じて、本学とワシントン大学は、教育交流のみならず、研究協力、技術移転、スタートアップ創出を含む包括的な国際連携を深化させる基盤を構築しました。今後も両大学は、持続可能な社会の実現に向けた国際共同研究およびイノベーション創出を推進してまいります。

(総務部広報課)