神戸大学は3月25日、令和7年度の学位記授与式(卒業式、修了式)を神戸市中央区の神戸ポートアイランドホール(ワールド記念ホール)で行いました。学部卒業生2502人に学士、大学院博士前期課程修了生1189人と法学研究科および経営学研究科の専門職学位課程修了生77人の計1266人に修士の学位が授与されました。また大学院博士後期課程の225人が修了、論文博士の10人を加えた235人に博士の学位が授与され、総勢4003人が巣立ちの春を迎えました。

学位記授与式の様子

学位授与式では、藤澤正人学長が、10学部、15大学院研究科の代表に学位記を手渡しました。藤澤学長は式辞で、2025年に開催された大阪・関西万博や今年2月に日本選手団が活躍したミラノ・コルティナ冬季五輪を振り返りながら、「常に世界に目を向け、多様な価値観と出合うことこそが、新しい時代を切り拓く知の源泉です。世界の舞台で自らが目指す『最高の景色』を追い求め、歩み続けてほしい」と期待を語りました。また、生成AIやロボット、デジタル技術が急速に進展し、国際紛争や国家間の緊張が高まる予測不可能で不確実性の高い時代において何が求められているかについても触れ、「これまで本学で培ってきた学と力を存分に発揮し、世界に貢献する誉れ高き人材として揺るぎない歩みを続け、さらなる躍進を遂げられますことを心より祈念します」とエールを送りました。

続いて校友会の藤森陽子副会長が「本学には9つの同窓会が存在し、2022年の創立120年を機に『神戸大学校友会』も発足しました。誇るべき先輩方や、同窓生、そして母校を頼りにし、卒業してからもそのつながりを深めていただきたい。私たちはいつも、いつまでも皆さんの背中を見守っています」と祝辞を述べました。

式辞を述べる藤澤学長
祝辞を述べる藤森副会長

これに対して、卒業生を代表し、国際人間科学部の金原麻衣さんが「今日、学生生活の節目を迎えると同時に、新たな『挑戦』への第一歩を踏み出します。それぞれが選んだ場所で自らの可能性に挑み続け、社会の中で役割を果たしながら、未来へ新たな価値を生み出していきます」と答辞を読み上げました。また、修了生を代表して大学院経営学研究科の米田晃さんが「生成AIが発展し、極端な思考がはびこる現代社会において、周囲の課題に常に目を向け、正しい知識と創造性をもって、これからより良い社会を作るよう努力することが、私たち神大修了生に与えられた使命であると確信しています。その使命を胸に刻み、これからも精進します」と力強く決意を口にしました。

答辞を述べる金原さん
答辞を述べる米田さん

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神戸大学公式YouTubeにて式典の様子をご覧いただけます。(神戸大学令和7年度学位記授与式

(学務部学務課、総務部広報課)