「Microsoft AI Co-Innovation Lab KOBE 年次イベント ~産官学連携の新たな価値創造と人材育成~」が、2026年6月10日(水)、神戸朝日ホールにおいて開催されました。本イベントは、一般社団法人 AI Co-Innovation Labs KOBE 活用推進協議会が主催し、日本マイクロソフト株式会社が共催したもので、産官学とマイクロソフトが連携して推進している「Microsoft AI Co-Innovation Lab KOBE(以下、KOBE Lab)」の活動成果を紹介する場として設けられました。

パネルディスカッションの様子(右:藤澤学長) 

神戸大学は、同協議会の中核メンバーとして参画しており、本学が持つ教育・研究の知見を提供することで、神戸におけるAIイノベーションの創出と地域社会の活性化を強力に推進する立場にあります。

本イベントの第1部では、「産官学連携による人材育成、KOBE Labの活用」をテーマとしたパネルディスカッションが実施されました。本学からは藤澤正人学長がパネリストとして登壇し、日本マイクロソフト株式会社の津坂美樹代表取締役社長、および川崎重工業株式会社の橋本康彦代表取締役社長執行役員とともに議論を展開しました。藤澤学長は、急速に進化するAI技術を社会実装していく上での大学の役割や、産業界と密に連携した高度なAI人材育成の重要性について述べ、KOBE Labを拠点とした新たな教育・研究の可能性を強調しました。

 

続く第2部では、「企業×学生 人材育成の取り組み」と題した講演が行われました。まず、本学DX・情報統括本部の福島宙輝准教授が、協議会および大学の立場から、学生コミュニティを通じた企業との共創開発の現状について報告しました。さらに、本学大学院経営学研究科の清水莉奈さんが登壇し、学生の視点からKOBE Labでのプロジェクト参画を通じて得られた学びや、若手人材がAI活用において果たすべき役割について発表を行いました。学生が第一線のビジネス現場や最新技術に直接触れる機会の重要性が示されるとともに、本学の学生が主体的に社会課題の解決に取り組む姿勢が、多くの来場者に強く印象付けられました。

発表する清水さん 
説明する福島准教授 

神戸大学は今後も、AI Co-Innovation Labs KOBE 活用推進協議会の正会員として、日本マイクロソフトや参画企業、自治体との連携を一層深化させていきます。最先端のAI技術を駆使した価値創造を通じて、次世代を担う人材の育成と、地域産業の持続的な発展に貢献していきます。

(企画部広報課)