7月21日、南アフリカのノースウェスト大学からMzubanzi Bismark Tyobeka学長、Francois Hendrikus van der Westhuizen教授(Executive Dean of the Faculty of Natural and Agricultural Sciences)、Binu Luke教授(Chief Director of NWU Desmond Tutu School of Medicine)、Shernice Soobramoney氏(Director of the Strategic Global Partnerships)、Feroza Sharoon Brishmaer氏(Executive Personal Assistant to the Principal and Vice-Chancellor)、Mirriam Mikateko Baloyi氏(General Counsel: Legal Practitioner)が本学を訪問しました。
六甲台キャンパスで行われた懇談には、本学から梅屋潔国際文化学研究科長、白井康仁農学研究科長、山内知也海事科学研究科教授が同席しました。
初めにTyobeka学長及びvan der Westhuizen教授から、ノースウェスト大学の概要及び人文・社会科学、農学、海事・原子力分野等における教育・研究の特色について説明がありました。続いて、本学との具体的な連携分野について意見交換が行われ、人文・社会科学分野においては、本学から「アフリカン・コンヴィヴィアリティー・センター」や日本・アフリカ大学連携ネットワーク(JAAN)の取組を紹介し、アフリカ研究を軸とした学術交流を進めていくことを確認しました。農学分野では、動物感染症への対応や食料安全保障、AIやドローンを活用したスマート農業技術等における共同研究の可能性について意見交換が行われました。また、海事・原子力分野では、本学から放射線計測や加速器を用いた研究や国際会議などの取組を紹介し、原子力・放射線利用分野における研究交流の可能性についても活発な意見交換が行われました。今後、これらの分野を中心とした両大学間の交流の発展に期待が寄せられます。
続いて一行は、楠キャンパスを訪れ、勝二郁夫医学系研究科長及び黒田良祐医学部附属病院長を訪問しました。
懇談には、篠原正和国際共創推進本部副本部長・医学系研究科次世代国際交流センター長、坂口一彦医学教育推進センター特命教授、友松史子医学教育推進センター特命助教が同席しました。
初めにLuke教授から、ノースウェスト大学では2028年の医学部設置に向けて教育・研究体制の整備を進めている中で、世界各国の大学との連携も積極的に推進しており、本学医学系研究科及び医学部とも教育・研究の両面で連携を深めていきたいとの期待が示されました。また、南アフリカではロボット手術の導入が進みつつある一方で、関連する人材育成が課題となっていることから、本学が有する教育・研究の経験や専門的知見を活用した連携への期待が寄せられました。さらに、シミュレーション教育や研修医の指導体制について意見交換が行われたほか、南アフリカでは感染症のみならず多様な症例を経験できる臨床環境が整っていることから、医学教育における学生交流の可能性についても提案がありました。
懇談終了後、一行は医学部附属地域医療活性化センターを訪問し、坂口特命教授及び合田建医学教育推進センター特命助教の案内のもと、診察手技シミュレータや国産初の手術支援ロボット「hinotori™(ヒノトリ)」サージカルロボットシステムを視察しました。


この度の訪問を契機に、両大学間の交流が今後一層深まることが期待されます。
(学務部国際課)