グローバルエンゲージメントセンター海外派遣教育ユニットでは、本学学生の短期・長期留学への参加を促進するため、年間を通じて、短期プログラムおよび長期プログラムを対象とした「海外留学フェア」を実施しています。2026年度前期には、説明会や報告会、相談会など、計11回のイベントを開催しました。
短期プログラムについては、特に新入生を対象として「神戸GCP海外研修説明会」を開催しました。担当教員によるプログラムの説明や先輩学生による体験談を中心に、2日間で延べ309名の学生が参加しました。その後も、トルコ、オーストラリア、ベトナム、韓国など、各コースの個別説明会を開催しました。

加えて、前年度の参加者による「神戸GCP海外研修報告会」を開催しました。これからプログラムへの参加を検討している学生から積極的に質問が寄せられ、留学経験者との活発な意見交換の場となりました。こうした説明会や報告会を通じて留学への関心が広がり、2026年度前期の短期プログラムには、各学部・研究科から66名の学生が履修・参加しています。
事前学修においても、異なる専門分野の学生がそれぞれの視点から議論に参加することで、多角的な学びが生まれました。こうした学部・研究科を越えた学びを踏まえて現地での学外学修に臨むことで、各国・地域の社会や文化、それぞれの研修テーマについて、より深く考える機会につながっています。
長期プログラム、とりわけ交換留学については、「海外留学説明会」「交換留学及び海外研修のための奨学金説明会」を開催しました。本学の交換留学制度の仕組みや留学準備、奨学金などの実務的な情報を提供するとともに、「現地にいる交換留学生の話を聞こう!中間報告会」「交換留学相談会」を通じて、交換留学を経験した学生と、これから留学を検討する学生が直接交流する機会も設けました。

交換留学を、学生自身の研究関心や将来のキャリアパスの延長線上に位置づけて考えることも、海外派遣教育における重要な視点です。こうした留学フェアは、神戸大学の学生が海外に出て視野を広げるきっかけとなるだけでなく、学内において、学部・研究科や専門分野を越えた学生同士の「横のつながり」を生み出す交流の場にもなっています。異なる専門分野を学ぶ同世代の学生や留学経験者との交流を通じて、異分野共創の視点を養うとともに、各国・地域の事情や異文化コミュニケーションについて学ぶ貴重な機会となっています。
これらの留学フェアへの参加をきっかけに初めて海外を経験し、さらに次の留学や新たな挑戦を目指す学生も多く見られます。
海外派遣教育ユニットでは、今後もさまざまな留学フェアや交流の機会を通じて、学生が海外での学びに一歩踏み出し、その経験を次の学びやキャリアにつなげられるよう、海外派遣教育を継続的に推進していきます。
(グローバルエンゲージメントセンター)