業績名

エクサスケールスーパーコンピュータとAIによる星一つ一つまで分解した天の川銀河シミュレーション

概要

神戸大学・理化学研究所・東京大学・Flatiron Institute・筑波大学・東北公益文科大学・北海道大学を含む国際共同研究グループが、スーパーコンピューティング分野における最高峰の賞である「ゴードン・ベル賞」の最終候補(ファイナリスト)に選出されました。

本研究グループは、3種類のエクサスケール・スーパーコンピュータを用い、私たちが住む天の川銀河の全体を、最大5兆4000億粒子(最高質量分解能0.22太陽質量)で表現する超高解像度シミュレーションを実現しました。これは天の川銀河の星を一つ一つ分解できる解像度です。

この高い分解能を達成するため、Intel・AMD・NVIDIAとそれぞれ異なるGPUを搭載する「Aurora」「Frontier」「JUPITER」の3機において、同一のコードで高い実行効率を実現しました。さらに、AIによる超新星爆発計算の高速化を組み合わせることで、天の川銀河を個々の星のスケールから追跡する計算手法を実現しています。

今回のノミネートは、本学の研究者を含む研究グループが国際的に高い研究力を有することを示すものです。受賞結果は、2026年11月15〜20日に米国シカゴで開催される国際会議「SC26」にて発表されます。

  • 関連リンク

「SC26」公式サイト(英語)

 

(理学研究科)