理学研究科・津田明彦准教授が第50回井植文化賞 科学技術部門を受賞しました。
受賞者
津田明彦 理学研究科・准教授 / KOBE光ものづくりオープンイノベーション拠点・拠点長
受賞名
第50回井植文化賞 科学技術部門
概要
メタンガスは二酸化炭素の約28倍の地球温暖化係数をもつ化合物であり、大気中への放出削減が強く求められている。津田明彦氏は、本学で約15年の研究を経て「メタンガスを原料とする光オン・デマンド有機合成法」の開発に世界で初めて成功した。下水、家畜の糞尿、生ゴミなどから発生するバイオガスに含まれるバイオメタンを原料として、光で低エネルギー・低環境負荷・低コストのバイオ由来化学品生産を行う「光ものづくり」の社会実装に取り組んでいる。カーボンネガティブな光ものづくりによって、世界の化学品生産分野に神戸発の革新的イノベーションを生み出した。
津田明彦氏は、神戸大学統合研究拠点アネックス棟に整備された「KOBE光ものづくりオープンイノベーション拠点」の拠点長として、関西の産学官金の連携体制を構築し、光ものづくり工業生産プロセスの開発に取り組んでいる。同氏が創出した科学・技術および事業は、脱炭素ならびにSDGsへの多大な貢献が期待されており、神戸市と日本の発展への寄与が高く評価され、本賞の受賞に至った。
表彰式・受賞日
2026年10月3日
関連サイト
(学術研究・社会共創推進部研究推進課、理学研究科)