受賞者: 都市安全研究センター 飯塚 敦 教授
     都市安全研究センター 橘 伸也 講師
     工学研究科 竹山 智英 准教授
受賞日: 2020年6月4日に受賞のメールをICE英国土木学会より受領
     (受賞式典は毎年10月にロンドンで行われるが、本年度は新型コロナウイルスの感染拡大により開催未定)
受賞名: ICE Publishing Awards 2020, Telford Premium
業 績: Extension of unsaturated soil mechanics and its applications;
     Atsushi Iizuka Shinya Tachibana Tomohide Takeyama Yuri Sugiyama Shun Nomura Hideki Ohta
     Geotechnical Research, E-ISSN 2052-6156, Volume 6 Issue 3, September 2019, pp. 156-176



本賞はICEの初代会長であるThomas Telford(1757-1834)の遺贈を受けて設立された賞であり、毎年、ICEの出版物、ジャーナルに掲載された論文の中からメダルと景品が授与されます。金、銀、銅のメダルが1837年から1840年まで授与されていました。現在、テルフォードゴールドメダルは年間最優秀論文に授与され、Telford premiumは各ジャーナル全体の中から選ばれた論文を表彰するために授与されています。

Instituted following a bequest made to the Institution by Thomas Telford (1757-1834), first President of the ICE, to be expended in the provision of medals and premiums awarded annually in connection with papers presented to the Institution. Gold, silver and bronze medals were awarded from 1837 to 1840. Now, the Telford Gold Medal is awarded to the best paper of the year and Telford Premiums are awarded to recognise key papers across the journals. (英国土木学会(ICE)のHPより)

概要

土の挙動は、土粒子や鉱物からなる骨格とその間隙に存在する水と空気の複雑な相互作用によって決まる。このような土骨格、間隙水、間隙空気の3相からなる土を一般に不飽和土(unsaturated soil)というが、その力学挙動を記述する数理モデルを3相混合体理論から体系的に整理し、従来からの不飽和土の応力ひずみ関係構成則と水分特性曲線の理論的な位置付けと役割を明確にした。この成果に基づき、植生の成長に伴う地盤の不等沈下の発生、乾燥/降雨の繰り返しに伴う塩害の発生、高水圧に晒される深海底地盤における間隙空気溶解の影響、そして不飽和地盤の地震時の液状化の発生メカニズムといった問題への理論拡張と適用例を示した。

関連サイト

(都市安全研究センター、工学研究科、研究推進課)