令和2年11月17日、12月10日に学長室にて、令和2年度優秀若手研究者賞授賞式を行いました。

「優秀若手研究者賞」は、本学が卓越研究大学として世界最高水準の教育研究拠点になるための取組みの一環として、平成27年度より創設されたものです。

卓越した業績を上げた若手研究者を表彰し、将来本学の研究リーダーとして活躍することを期待すると共に、研究者の育成及びその能力を最大限に発揮できるシステムを構築することを目的としています。

各部局長から推薦を受けた若手研究者の中から、論文・著書の成果、受賞歴、外部資金獲得状況や社会貢献といった業績を評価した結果、このたび学長賞・理事賞を含む4名の受賞者が選ばれ、武田学長より表彰されました。また、受賞者には研究費が併せて授与されました。

授賞式の後は学長、理事と受賞者で歓談の席が設けられ、自身の研究内容についての説明や学長からの質問に答えるなどし、学長から激励の言葉がかけられました。

コロナ禍の状況を踏まえ、発表会はオンライン形式で行われた。

令和3年1月14日にはコロナ禍の状況を踏まえ、令和2年度優秀若手研究者賞研究発表会をオンライン形式と対面の併用にて行い、学長、理事、部局長等が参加し、各受賞者は受賞に至った自身の研究内容についてプレゼンテーションを行いました。

神戸大学では、これからも優秀な若手研究者を、様々な形で積極的に支援していく予定です。

令和2年度優秀若手研究者賞受賞者

優秀若手研究者賞・学長賞

工学研究科 杉本 泰 助教

研究内容プレゼンテーション「シングルナノ~サブ波長サイズのシリコンナノ粒子の光機能」

審査委員のコメント

  • ナノエレクトロニクスにおいて世界と伍して戦える研究者である。当該分野で確実に本学の代表研究者となる人材であり今後の発展を期待したい。
  • 半導体ナノ材料の開発と応用展開関して先駆的な研究を行う。さきがけに採択。
  • 申し分のない卓越した実績と判断される。

優秀若手研究者賞・理事賞

理学研究科 野海 俊文 助教

研究内容プレゼンテーション「インフレーション宇宙を用いた高エネルギー究極理論探査」

審査委員のコメント

  • Top1%、10%論文ともに世界をリードする論文を執筆しており当該分野で確実に本学の代表研究者となる人材である。
  • インフレーション理論を用いた素粒子論という新しい物理学の分野の開拓・推進を行い、質の高い論文により、国内外で高く評価されている。

優秀若手研究者賞

人文学研究科 増記 隆介 准教授

研究内容プレゼンテーション「院政期の仏画と世俗画-東京国立博物館「普賢菩薩像」の淡墨線から考える」

審査委員のコメント

  • 古墳壁画、平安絵画に関する研究成果は高く評価する。
  • 行政、保存科学など幅広い研究活動を通した社会貢献は評価できる。

医学部附属病院 千原 典夫 助教

研究内容プレゼンテーション「T細胞制御遺伝子プログラムを応用した神経変性病態の解明」

審査委員のコメント

  • 視神経脊髄炎に関する新たな治療法の研究成果は評価できる。
  • 免疫性神経疾患についての基礎研究、臨床研究で質の高い独自性のある研究成果を挙げている。

左から:増記准教授、野海助教、杉本助教、武田学長、小川理事
左から:千原助教、武田学長

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