2025年12月1日、ポートアイランドにある神戸大学統合研究拠点にて「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」伴走チームによるサイトビジットが実施されました。本学の担当サポーターである財満鎭明氏(名城大学 大学院理工学研究科 教授、学長補佐)を筆頭に、地域中核・特色ある研究大学の振興に係る伴走チーム、文部科学省、日本学術振興会の関係者32名(以下「J-PEAKS関係者」という。)が来学しました。
当サイトビジットは、採択大学の執行部とJ-PEAKS関係者との意見交換、ならびにJ-PEAKS事業の中核となる研究拠点の視察を通じて、事業の進捗状況の確認や課題を把握することを目的として実施されるもので、本学では昨年に引き続き2回目の開催となります。
はじめに、藤澤学長より、グローバル・イノベーション・キャンパスへの変革を目指した本学のJ-PEAKS事業の取組状況についての説明があり、続いて宮﨑誠一氏(広島大学 理事・副学長)が連携大学としての広島大学の取組状況を説明されました。


その後、神戸大学・広島大学とJ-PEAKS関係者との間で、J-PEAKS事業を進めていく上での組織、体制の在り方、研究力強化や外部との連携等について、活発な意見交換が行われました。


最後に、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学の連携による 産学官連携・共同研究の施設整備事業」の補助金を活用して建設された「神戸大学統合研究拠点 バイオものづくり研究棟」の視察が実施されました。同研究棟は本学が2022年に開設した「デジタルバイオ・ライフサイエンスリサーチパーク(DBLR)」の一角を担い、グローバル・バイオクラスターの中核として、バイオものづくり分野の先端研究を推進するための施設です。


神戸大学は、今回のサイトビジットでの意見を今後の事業の取り組みに活かしていきます。
参考(日本学術振興会ホームページ):地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS) (jsps.go.jp)
(研究推進部)