2026年3月16日、神戸大学 大学教育推進機構 異分野共創型教育開発センター主催、同機構 グローバル教育センター共催「国際共修を考える」シリーズ 第2回「理工系専攻学生への国際/多文化間共修 ―「複言語共修セミナー」での実践から見えること―」をオンラインで開催しました。

本学では、全学学生を対象とした正課・正課外授業において、国内学生と国際学生(受入留学生)が言語や文化の違いを超えて共に学びあう環境を整備するため、国際/多文化間共修の開発及び拡充に取り組んでおります。全学における国際/多文化間共修の正課・正課外でのさらなる拡充を目指し、国際/多文化間共修への理解を深めるために、本学教職員向けに学内FD・SD活動の一環で当企画を開催しました。今回は、本学が参加中の『国際共修ネットワークによる大学教育の内なる国際化の加速と世界展開』(ICL-Channels)連携大学所属教職員も参加対象としました。

はじめに、本学の全学共通授業科目である「複言語共修セミナー」を履修した井崎里咲さん(医学部 保健学科 検査技術科学専攻1年)、同科目を履修後にSAを務めた長野右さん(工学部 応用化学科4年)、同科目のTAを務めたMoe Khant Maung Maungさん(大学院国際文化学研究科 文化相関専攻 地域文化系領域 日本学コース 博士前期課程2年)が話し手となり、国際/多文化間共修による同科目での自身の学びや気づきを紹介しました。その後の対談では、佐藤邦明氏(文部科学省 高等教育局 参事官[国際担当])が聞き手となり、理工系専攻学生にとっての国際/多文化間共修への率直な印象や、学生の参加意欲に応じた国際/多文化間共修の機会創出などについて、話し手と意見交換を行われました。また、話し手と聞き手の対談内容の可視化を行うため、グラフィックレコーダーとして多方面でご活躍されている小川綾氏(ワカツタ代表)によるグラフィックレコーディングを実施しました。閉会時、小川氏によるグラフィックレコーディングの報告が行われ、登壇者と参加者が今回の企画内容をイラストやキーワードなどで可視化して振り返る時間が設けられたことで、各自が取り組める今後の国際/多文化間共修活動を具体的に思い描く機会となりました。

参加者の日頃の教育活動を多様な視点で振り返ることができる機会となるよう、当企画はオンラインによる対談形式で開催されました。本学及び信州大学所属教職員の合計15名の参加者からは、「実際の学生の声を聞いて、国際/多文化間共修へ参加していきたいけれど躊躇する理由を抱える学生へのカリキュラム整備を行う必要性を痛感した」「国際教育や言語学習の新たな試みを盛り込んだ「複言語共修セミナー」での教育実践を知り、国際/多文化間共修がもたらす教育機会と重要性について思い巡らすことができた」といった貴重な感想が寄せられました。

引き続き、「国際共修を考える」シリーズを今後も開催するとともに、本学教職員が連携大学所属教職員と共に国際/多文化間共修教育を多角的にとらえて理解を深め、教学へとつなげられる企画を実施してまいります。

 

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以下、過去のご案内及び実施報告
 

【当企画実施案内】
理工系専攻学生への国際/多文化間共修 ―「複言語共修セミナー」での実践から見えること― ⼤学教育推進機構 異分野共創型教育開発センター主催 「国際共修を考える」 シリーズ第2回

【第1回 実施報告】
大学教育推進機構 主催「国際共修を考える」シリーズ 第1回を開催しました

【第1回 実施案内】
大学教育推進機構 主催 「国際共修を考える」シリーズ:第1回 正課・正課外での国際/多文化間共修 ―学びの往還でできることー

【イントロダクション 実施報告】
大学教育推進機構 主催「国際共修を考える」シリーズ:イントロダクションを開催しました

【イントロダクション 実施案内】
大学教育推進機構 主催「国際共修を考える」シリーズ:イントロダクション 「学生と教職員が一緒に学ぶ国際/多文化間共修 ー実践を通して見えるものー」

 

(⼤学教育推進機構 異分野共創型教育開発センター)